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情報処理安全確保支援士 オンライン講習Aを受けた備忘録(4)~Japan Vulnerability Notes(JVN)~【後編】

情報処理安全確保支援士 オンライン講習Aを受けた備忘録(4)

内容:情報処理安全確保支援士 オンライン講習A
日時:2020年5月

Japan Vulnerability Notes(JVN)【後編】

  • 目標 IPA提供のツール「AppGoat」で学習できる脆弱性の種類と内容、ツールの利用方法を含め、セキュリティ人材育成に活用できるようになる
1章 脆弱性診断とは

  • 脆弱性診断
    • ツールを使う自動型
      • 典型的な攻撃パターンを効率的に実行
      • 機械的に診断が可能なため安価
      • 破壊型と非破壊型のツールが存在
    • 手動型
      • 柔軟な診断、細やかな検査が可能
      • 時間とコストがかかる
    • 通信監査型:ブラウザとウェブアプリケーション間でのやり取りされる通信を分析
  • 脆弱性は後工程になるほど修正の影響が大きくなる、事前に解消し攻撃に対するリスクを軽減する
2章 ウェブアプリケーションの脆弱性診断

  • 脆弱性の調査に有用なツール
    • Fiddler
      • ネットワークキャプチャツール
      • HTTPリクエストやレスポンスの確認や書き換えが可能
    • OpenVAS
      • 脆弱性診断ツール
      • WEBアプリだけでなくポートスキャン、OSやミドルウェアの調査も可能
    • OWASP ZAP
      • WEBアプリ脆弱性診断ツール
    • Nmap
      • ポートスキャンツール
      • OSやサービスの名前だけでなくバージョンも調査可能
3章 AppGoatの使用について

  • AppGoat:IPAが開発した脆弱性体験学習ツール
4章 脆弱性検査ツールMyJVN

  • MyJVN:ソフトウェアのバージョンを検査するツール「.NET」が必要
まとめ

  • 経営課題への対応
    • 脆弱性が発見されるリスクを考慮し脆弱性診断を行う
    • リリース前に脆弱性診断が行われているか監査を行う
  • システム等の設計・開発
    • セキュアコーディングを行う
    • 開発時にセキュリティテストを行い、脆弱性を作り込んでないことを確認
  • 運用・保守
    • セキュリティについて品質管理や情報収集を行う
    • 教育・啓発を行う
  • 緊急対応
    • 脆弱性によるインシデント対応の体制を用意する
    • 脆弱性の影響調査を行い、緊急での対応の必要性等について検討する

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