昨シーズン、接触事故死が起きたゲレンデにて、静かにそして大規模な人質事件が起きる。 犯人はスキー場に爆弾を仕掛け、客すべてを人質にとることで、スキー場の占領(ジャック)を成し遂げ、身代金を要求を行なう。 その時と同じく事故死した遺族がゲレンデに訪れる。この事件との関係はあるのか? スノーボーダーとしてはスキー場ならではのトリックを期待したが、そのような場面はなかったので、若干期待はずれだった。物語の後半まで、登場人物と事件の関係性が全く分からなかったが、そこから最後一気に書き上げてしまうところは、『さすが東野圭吾!』っといった処であろうか。 まぁまぁ、満足いく作品かな。 暑い季節になってきたが、久しぶりにゲレンデに行きたい気分にさせられました♪