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書籍レビュー 『11文字の殺人』 東野圭吾

『無人島より殺意をこめて』 見えそうで見えない犯人を追いかけ、わずかに残された手掛かりを元に犯人とその動機について核心に迫る。 事件のカギは昨年行われたスポーツクラブ主催のクルージングでの事故。 事故を隠蔽しようとする参加者たちと真実に迫ろうとする主人公。 守る側、攻める側、そして犯人の攻防が読者を物語に引き込んでいく。 冒頭で主人公宅に犯人と思われる人物が、侵入し脅迫文の残して去るのだが、主人公は臆することなく事件を追い続ける。 1つ気に食わないのが一度、自宅に侵入されているにも関わらず、鍵を変えない主人公(女性)。その為、2度目も侵入されてしまうのだが、一体どういった神経なんだろう。。。 東野圭吾 1990年の作品、まだ今のような科学的トリックは見られない。 まぁ、普通の作品かな。